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会員さんやその他の方々の貴重な経験談や想いなど、これは!と思う話を掲載!
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12月早々、私は裁判所へ業者から提出された分の上申書(債権届出書)の謄写を請求しました、しかし書記官と今まで請求の例がないと押し問答、見かねた上司がでてきて、請求目的でもめ、挙げ句は「民商から頼まれたのですか」と言い出す始末、私は民商を全面に押し出していましたから(民商には申し訳ないと思っていますが)
 しかし、証拠確認として承諾してくれ、書記官に指示しました、確かに取り出した請求手続用紙の綴りをみれば私のような例が無いことが判りました、正月休みをかけてこれを再計算、確認しました。
 
調停でどう変わるのか、相談者に実際にみせることで比較参考に役立つのではと計算前後の計算書を民商に提供し、
 
2回目調停日、
 前回決定確認していたI社との間で成立、裁判官による決定、
 A社提出の計算書確認後、成立決定
L社は計算書請求のさいにご本人様にはプライバシー保護の観点等から送付させていただいておりません、簡易裁判所に送付致しましたとの通知、前回届けられていた計算書は残高456,975円と妥当のものではなく、証拠書類を根拠にL社に再提出を委員にお願いしてありました、再提出の計算書では56,726円問題ない債務残高でした、
 
しっかり要求せず業者の言いなりになったなら400,249円無駄に取られたことになります
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ここで
私、「L社に数年前取引があったのですが無理とは思いますが交渉に使えないでしょうか」
 古い取引明細をみせ、申し出ました、
 
委員、「それは無理でしょう」 委員二人相談し、
   「わかりました、ダメで当然ですが交渉する価値はあるかも」
 即座にL社に電話を入れ交渉、折り返しL社から精算条項を申し出できて、債務0円に、
 
委員、「こんなこともあるんですね」 委員も驚いてしまったのです、
 
昼食をすませ午後T社の担当が来所、計算書未提出だったが計算書を持参してきた、直接私に見せられないと、私は外で待っていました、
委員がでて「○○さん残高がこれだけで月々の返済額を少額にするようにしましたが、どう
しますか?」と計算書をみせてくれ、私の計算とおりなので承諾、E社は予定時間すぎても来所せず挙げ句は車が故障したと連絡がきた。
 
委員、「K社はいつものこと、来る気などないんですよ、次回に回しましょう」
 
この日は終了し帰宅途中、民商に寄り、報告、
 
翌々日K社と成立決定、D社とも成立決定、問題なのはE社でした。
 
前回に見え透いた口実で来所しませんでしたし、交渉そのものが難しく成立しても異議申し立てして成立白紙にするなど困った業者らしく、私もE社の出方は予想していますし、計算上残高がさして減る訳でもなく委員に申し上げました。
 
「成立しなくても結構です、E社の経営方法には納得できませんから営業許可を与えた関係 
  に法的訴えをおこしますから」
 
 E社の店舗には幾度か出向きました、トラブルなどはいないのですが、店内では罵声が飛びかい近所の元民商会員も返済に責め立てられたことも知ってます、本人に確認なく保証人を取ったり、高齢者でも容赦なく弱みにつけ込んだ貸出をする業者でした、
 
「○○さんがそこまでおっしゃられるならできる限り交渉をしてみます」
 
との返事、幾度も部屋と事務を往復され,TELFAXでのやりとりが続き、交渉成立。
 
 
 
     
次回最終話となります。
  請求金額  調停残債務 月払い(利息なし)

A社(ア○ク)

 1,244,115

275,668

12,000

K社(ク○ディア)    

508,683

 34,237

 0

I社(ア○フル)

371,245

 30,000

   0

L社(レ○ク)

 577,361

0 

   0

T社(タ○フジ)

261,171円 

201,051

6,000

E社(エ○ワ)

  310,384

248,813

   6,000

D社(デ○ック)

267,168

  216,998

8,000

合計

3,540,127

1,033,493

32,000

【担当事務局談】

Mさんの最後の返済が6月に済んだ。良かったねー。4年前に詳しく語られなかった借金の原因を、今回初めて知って驚きつつも、おとなしいMさんなら・・・と納得。
 人の弱みにつけ込む宗教なんか宗教じゃないし、絶対だますほうが悪い。ヤミ金や振込サギ、振り込めサギなど、お金をめぐって日本の社会はどんどん悪くなっている。
 
 「おれおれサギ」には絶対引っかからない自信があった私も、息子(大学生で遠方にいる)の声が分からなかった時、自信をなくした。会員さんのところでは、毎日一緒に仕事をしている息子の名前で電話がかかってきたそうだ。「1億か2億か、いくらほしい!と言ってやれば良かった」とは後の感想。
 
人をだまして金を奪う犯罪者は日常の身近なところまで迫ってきているようだ。バラバラになったひとりひとりはとても弱い。それまで自分の胸の中だけにしまっていた悩みを相談会でみんなの前でしゃべることから、多重債務の解決が始まるように、こんな時代だからこそ人と人とのつながりを大切にしたいも。とは思ってもなかなか勇気がいる。
 
 話が飛ぶようだけど、前進座の「銃口」はそんな現代の私たちに(勇気を出して!!)とエールを送ってくれるお芝居だ!悩みながらも、希望を見失わず生きたいと願うすべての人に観てほしい。
 
おわり
 
 21世紀は人権の時代と言うけれど、日本の障碍者たちには、机の引出しのおくでくしゃくしゃになった手紙のような、そんな人権しか与えられていない。

 怒号と叫びの中、無理やり通過させられた障害者自立支援法。たった二人の岐阜支部中濃サークルは、あきらめず落ち込まず、地元で連帯して声を上げ、なんとかしていかなければ・・・と思っていた。

そんなとき東海ブロックでK先生が自立支援法について講演されることをしった。私はこれしかない!!と思い、K先生に関まで来て講演してくださいとメールした。この講演会が実現したら、何か突破口が開けるかもしれない・・・という想いでお願いをした。先生も快く引く受けてくださり、60ページの膨大な資料を添付してくださった。それをボランティアで友人に手伝ってもらって、百部作ったが、当日はそれが全然足らないほどの多数の参加者だった。

それが昨年の3月のこと、2人で40秒ほどかかって名前を考えた≪障害者自立支援法を考える会・せき≫の始まりだった。

続く・・
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