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さて、平成11年2月L社貸出ストップ。この時点で私には12社850万の債務がありました。早急に借入店を減らさなければ、ともちろん家族にも内緒の借入ですから利率40%代の返済を優先しながら、12年6月の利息制限法の改正に伴う利率下げの変更には助かりました。
 
同年8月、父が他界し13年6月I社ストップ、同年12月K社,D社ストップ、返済優先で月2万弱での生活を続け、債務金額も減りましたが毎日やり繰りに苦労。多重債務者の相談窓口があることも知っていましたし、もちろん業者仲間の民商でも相談できることも。ですが内緒の借入分では相談なんてできません。
 
しかし益々苦しくなる事態に陥りました、保険の勧誘です。断っても断っても見積もりを変更して訪ねてこられ、親の意見もあり、やもえず契約。当然払える状態ではありません。(偶然にも民商の多重債務相談でこのセールスと出会すことになるのですが・・・)
 
月8千円程度での生活が始まり、連日数十通のヤミ金からの融資ハガキには参ってしまった、母からは不審がられながら、ついに1410月、親類からも借りたことが親に知れてしまったのです。
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激怒した母に問いつめられ、親に連れられ民商へ相談に、正直、親にも知れたことで重荷が下りた感じでした、この時点で債務7社354万円と減っていましたが、民商で相談、特定調停の申立、この時から毎週水曜日に民商に通い始めたのです。
 
いろいろな悩みの人がいるんだななんて思いながらも相談窓口へたどり着ける人などは氷山の一角、悩む人がどれほどいるのだろうと思うと正直胸が痛みます、
 
私自身、普通なら他人には隠したいことですが自身への戒めと悩む人が私の事を聞き助けのきっかけができたのも事実です。
 
1129日調停期日決定、申立から一ヶ月余り期間があり、民商に通いながら勉強、関係する法律とか様々な事柄を自分なりに学習し取引明細を全て保存してあるので明細書を作成、これから金利18%に引き直し残高の確認もしました。
 
提供されたサラ金調停必勝法なる冊子も大変参考になり、記載してある記述を実践してみようと思い、私は各社に利息制限法による計算の請求をしましたがこのことが問題となりました。
裁判所から連絡、「○○さん、個人的に動かないで下さい、裁判所が信用できないのですか?信用いただけないのでしたら調停でなく個人的に解決して下さい、申立を受理した以上私どもは解決に努力いたしますから、私どもを信頼して下さい。」ときついお叱りをうけたのです、とても心強く思いました。
 
 個人的に解決して下さいとの言葉、できないから相談、調停申立と進むのですが、相談に訪れるまでに私は3社と交渉、債務0としています、商工新聞には毎回必ずサラ金と交渉する会員さん及び各事務局の記事が掲載されているのを数年前から切り抜き保存、自分でも出来るのではと挑戦していたのです。時間的余裕のない中、交渉を粘り強く続け恐怖を感じることもあった、捨て鉢で怖いものなど何もない、この気持ちで勝ちとっているのです。
 
相談の場でも「○○さん、いやに詳しい」と言われることもあるのはその様な経緯があるからです、計算書の請求で簡裁に抗議した業者は想像できますが、確かめたい気持ちも。
調停期日までに計5回簡裁に足を運びました。
簡裁では調停申立で手が一杯の状態、自己破産の審査も他の事務の応援が必要な状態でした。
調停期日まで一ヶ月余りなのも納得、
調停当日、あらかじめ学習したとおり事前相談、打合せでした。
『最高裁資料』では「債権者から、経済的破綻に至るまでの状況をきくとともに、弁済計画をたてるために資産の状況、本人や家族の収入や就業の状況、生活費等の支出の状況、返済可能額等について情報を収集している」とされています、
 
私の担当調停委員は初老の男性と優しい言葉使いの女性で「○○さんが当裁判所で話されたことは外部に一切でませんから隠し事なく全てお話しください」と、事務的ではなく親身になって頂き、借入の切っ掛けから今日までの状態を隠すことなく話すことが出来ました、
私「借りたものは返すのが当然ですけど今の状態では」
委員「その通りです、借りたものを返したくない、虫の良い考えで申し立てられる方が多く
    正直腹立たしく感じられることがあります、○○さんの意志なら私どもも助かりま    
   す。」
私「自営で収入が一定でなくて月々の返済可能額に無理があるので減額をお願いしたいので 
  すが」
 前年度の月々収支計算書を検討しながら検討頂き調整、幸いにも男性委員が私の親会社がご存じで助かりました、5社から提出されていた計算書をみせて頂きましたが
数社納得できない計算書もあり(・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・)自分の計算書と根拠となる明細書を提示しました。(※ 相手から提示された計算書が実際返済してきた金額と違っており、借入残高も多く見積もってあった)
詳しく勉強れているのに感心していたのにここまでと驚かれ、これなら調停もスムーズに進みますね」
 I社とは決定、次回調停日を翌年1月17日午前A、L、I社。午後T、E社、20日午前K、D2社と行うと調整、
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