会員さんやその他の方々の貴重な経験談や想いなど、これは!と思う話を掲載!
「徴兵制」 昭和20年の終戦まで、男子は「はたち」になれば全員が兵隊検査を受けなければなりません、もっとも終戦近くでは1年繰り下がって19歳でした、甲種、乙種、丙種の段階に分かれ甲種は半年位あとに入隊しました、いわゆる現役と云いました。
乙種の青年は結婚して子供もあり、農村では働き手の中心でしたが、召集令状がくればみな投げ出して入営しなければなりません、いわゆる赤紙です、何故か赤紙は夜中に配達されました、役場の用務員さんが木箱に入れて持ってきました、木箱には木の符がつけられていて、歩くたびにカランカランと音を立てます、昔の農村は静かです、その音がするたびに皆一様に緊張したものです。
召集令状には何月何日、たとえば岐阜68連隊に入営すべしと書かれ、個人の都合は一切認められません、拒否すればブタ箱入りです、何ヶ月間の新兵教育を受けて戦場にいくことになります。
昨今の単身赴任とは違います、帰ってこられないかも、しれないのです、今度の自民党の憲法草案では、徴兵制も視野に入れた改悪も予定されています、再び子供や孫たちを送るようなことは断じて許せません「憲法9条」なんとしても守りたいものです
PR
この記事にコメントする
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(08/18)
(08/05)
(07/29)
(07/18)
(07/10)
最新TB
プロフィール
HN:
中濃民主商工会
性別:
非公開
ブログ内検索