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 コブシの見本園まで30分もかかった。その時休日ではあったが担当の学者だろうか、車で案内していただけることになって数ヵ所の植物園を見ることができた。

 中国の植物研究所・韓国の植物園などを拝見し、各国事情は違うが内容の充実した活動をしているのを見て、日本の植物園が指定管理制度とかいう制度に振り回されていることがこっけいにも思えた。

 「植物は人間が管理するものではない」とある本に書いてあった。「自然科学をしっかり身に付けた上で遺伝子の世界に入れ」とも警鐘している。自然界では有り得ないことを人間は実行してしまう。そこにビジネスが絡んでくると植物学の決まりなどは無視されてしまう。育種を始めると元に戻ることはなく、研究者らはしのぎを削っているが、動植物の遺伝子をいじくりまわして作り出された品種が自然界に問題を起こさないことを願いたい。
 注=記憶では30年も前の報告の中にいくつかの失敗例が記載されていた。

 各国の植物園の研究機関は充実した内容のもとに組織され、植物は、分類・保存・育種そして農業・園芸業者らと連携もしっかりしている。日本では園芸家を無視する学者が多いのではないか。そのため個人研究者の情報が日本の学者を飛び越えて海外に筒抜けになることが多いようだ。

 続く・・・
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 熊やカモシカが命がけで里に出てくるのは何故か、熊などは見つけしだい射殺されてしまう。気の毒だが捕獲しても彼らの自由に住める環境はない。また彼らの縄張りに人間が入りすぎる。御岳山など海抜2000mまで開発され熊の安心して住める場所はないのが現実だ。先日大滝村でクリの大木の先端が数十本見事に折られていた。熊の仕業ではあるが落下するまで待てないほど食べ物がないのだ。

 3年前、台風で木の実が落下したとNHKまで報道したが、私が種子採集を始めた昭和38年以降3度目の大不作の年で台風のためではない。今年もクリ以外はまったくの不作だ。原生林は日本に5%ほどしか残っていないという中で、針葉樹が枯死しマンサク・ミズナラの枯死は異常なほどの速さで北上している。

 岐阜県の東方ではヒメコマツの枯死が目立って見えはじめた。これらの植物がなんらかの警告を発していると受けとめ、どのような対策が必要か検討されたい。

   ・・・ おわり ・・・
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