会員さんやその他の方々の貴重な経験談や想いなど、これは!と思う話を掲載!
何のための旅なのか、日本を出るときは日本人であることを自覚すること。これから我々日本人がどのような国際的な付き合いをしていくのか、参考になればと思いながら紀行文にした。
この記事を書く前に私は思案した。7年間の空白の後の中国の旅はマスコミの報道を参考にするつもりはない。(体制派の報道をする新聞・雑誌・テレビなどと、現実の中国はどのようになっているか興味もあった。
この文を書いている最中、NHKの報道番組=主食は誰が作るか=を見ていた。日本の主食は何か「米?野菜?味噌汁?魚?」こんなことは考えたことがないと話す日本人が多くなっている。このことについてとやかく言うつもりはない。
今回向かう中国の棚田はどうなっているのか。農耕民族の原点とも思える、27年前の中国の農村風景を連想しての旅でもあった。
続く・・
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9月20日四川省西南部に行くがと連絡がきた。出発は9月27日だと7日後であり全てを投げ出しての出発に迷ったが同行させていただいた。
パスポートがどこかに仕舞い込んでしまって見つからない。2時間ほど探しまくってようやく見つけだし旅行社にコピーをして送る。航空券が届いたので前日の午後に支度を済ませて、夕方関西空港に向かった。こんな慌しい旅ははじめてだ。新大阪に着き一泊するか迷ったが、トラブルを想定して関空までいくことにした。何度かお世話になっている空港だから特別見るものはないが、夕食を済ませあっちこっち徘徊して回った。
空港管理員の人と喫煙所であれこれ話を聞いたが、開港してから1mも地盤沈下したそうで補修に鉄板を挟み込むらしい。睡魔が襲ってきたのでベンチで熟睡した。途中で起こされたので目を覚ますと、かわいい婦人警官の顔が真上に見えた「置き引きに注意してください」こんな荷物をもってく奴はよほどついていないのではないか。
重要な物はチョッキの中に入れて鍵を掛け身に着けたまま離したことはまずない。海外ホテルで寝ているときでも身に付けて離さない。中身はパスポートと現金・小型証明器具である。
続く・・
パスポートがどこかに仕舞い込んでしまって見つからない。2時間ほど探しまくってようやく見つけだし旅行社にコピーをして送る。航空券が届いたので前日の午後に支度を済ませて、夕方関西空港に向かった。こんな慌しい旅ははじめてだ。新大阪に着き一泊するか迷ったが、トラブルを想定して関空までいくことにした。何度かお世話になっている空港だから特別見るものはないが、夕食を済ませあっちこっち徘徊して回った。
空港管理員の人と喫煙所であれこれ話を聞いたが、開港してから1mも地盤沈下したそうで補修に鉄板を挟み込むらしい。睡魔が襲ってきたのでベンチで熟睡した。途中で起こされたので目を覚ますと、かわいい婦人警官の顔が真上に見えた「置き引きに注意してください」こんな荷物をもってく奴はよほどついていないのではないか。
重要な物はチョッキの中に入れて鍵を掛け身に着けたまま離したことはまずない。海外ホテルで寝ているときでも身に付けて離さない。中身はパスポートと現金・小型証明器具である。
続く・・
早朝今回の旅行に誘っていただいたMO氏と関東から参加した女性のYS氏に合流して一路広州に向かった。国内線で成都に到着したのは夕方であるが、日本から3000kmの四川省に一日で着くのだ。あの鉄の塊が一万一千メートルの上空を、時速900キロメートルで飛ぶことなど信用したことは一度もない。
迎えにきていただいた通訳とジープで錦江賓館に向かった。27年前はじめて四川省にきたときにもこのほのホテルで宿泊したが今回で十数回である。外観はほとんど変わっていないが、内装は豪華なつくりになっている。
ちまたの話はきりがないので今回は省き、一度は見たい植物の自生地にむかった。右には1981年春に中国の自然のとりこになった峨眉山が見える。ジープは砂利道を南下し大渡河を渡り更に南下する。山の斜面に紫の花が簾のように咲いている。観察することにして写真撮影後に根本をほじくってみた。球形の芋がついていて旨そうだが食毒不明だ。
ハラン、ヒイラギナンテン、常緑ガマズミ、小葉のヤナギ、ツリガネニンジン、ユリ、シダの仲間など一ヵ所に数十種類の植物をみることができる。ヒイラギナンテンは満開の黄金色の花を咲かせていた。成長した株は2mほどになり数本は株立ての迫力がある。
続く・・・
迎えにきていただいた通訳とジープで錦江賓館に向かった。27年前はじめて四川省にきたときにもこのほのホテルで宿泊したが今回で十数回である。外観はほとんど変わっていないが、内装は豪華なつくりになっている。
ちまたの話はきりがないので今回は省き、一度は見たい植物の自生地にむかった。右には1981年春に中国の自然のとりこになった峨眉山が見える。ジープは砂利道を南下し大渡河を渡り更に南下する。山の斜面に紫の花が簾のように咲いている。観察することにして写真撮影後に根本をほじくってみた。球形の芋がついていて旨そうだが食毒不明だ。
ハラン、ヒイラギナンテン、常緑ガマズミ、小葉のヤナギ、ツリガネニンジン、ユリ、シダの仲間など一ヵ所に数十種類の植物をみることができる。ヒイラギナンテンは満開の黄金色の花を咲かせていた。成長した株は2mほどになり数本は株立ての迫力がある。
続く・・・
大堡鎮をすぎ斯合鎮から右の谷に入る。道は砂利道だが路面はわるくない。周囲の植林をみるとややこしい品種がありそうに思える。ハンカチノキが自生する自然二次林が続く中で小休止する。カエデ、サクラ、イイギリ、トチノキなどが混成している中に中国名で「水生樹」と言われている日本のカツラによく似た樹木が点々と生えている。この品種はカツラとは別種で一科一属一種の先行植生植物らしい。
イイギリは種子の房が30~40㎝もあって、以前峨眉山で見たときは高いこずえに垂れ下がって見ただけだが、近くで見ると迫力がある。
彛族(いぞく)の人たちの集落が点々と谷間や斜面のなだらかな平地に点在して見える。どの被写体もすばらしい絵になるが、最近はこのような風景写真は少なくなりつつある。谷に入りフサザクラの種子がたわわに稔っていた。
この種は花もめずらしいが日本のフサザクラと違って種子も紅色の美しい個体がある。アカシデの仲間で20cmも垂れ下がる品種が見える。
イイギリは種子の房が30~40㎝もあって、以前峨眉山で見たときは高いこずえに垂れ下がって見ただけだが、近くで見ると迫力がある。
彛族(いぞく)の人たちの集落が点々と谷間や斜面のなだらかな平地に点在して見える。どの被写体もすばらしい絵になるが、最近はこのような風景写真は少なくなりつつある。谷に入りフサザクラの種子がたわわに稔っていた。
この種は花もめずらしいが日本のフサザクラと違って種子も紅色の美しい個体がある。アカシデの仲間で20cmも垂れ下がる品種が見える。
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