会員さんやその他の方々の貴重な経験談や想いなど、これは!と思う話を掲載!
多重債務に陥った方なら(多重債務との自覚は無いかも知れないが)経験が必ずあるはずです、借入先が多くなれば返済のために、他店のATMで利用可能額を引き出す。実際は利息だけの入金だけ、という自転車操業状態を続け、突然利用可能額が0円と表示されたとき、一瞬頭が真っ白になってしまう状況。
私に消費者金融など利用する必要など全く無かった、
きっかけは平成2年、近所の、ある宗教団体のM氏夫婦から女性を世話しましょうかと親が聞き、すっかりその気に。
私は宗教絡みなんて嫌だと思いつつも35歳、結婚問題では親を安心させたいという気持ちから、しぶしぶ○○教との関係が始まったのでした。
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すぐ、一度の見合い。まとまることもなく月日が過ぎ初めました。
M氏からすぐ返すから、と借金を頼まれ、断り切れなくM氏に連れられ、サラ金2社で30万の借入、以来疑うこともなくズルズルと用立て。
父の入院、その退院後は宗教団体へ3ヶ月の修行に赴き、ますます縁深くなり、私とM氏との金銭関係も異常な状態となりました。
信用貸しで借用書など交わしてもなく、ある時などは保証人になってくれと見るからに怪しい人物を連れてきて、土下座までされ、渋々保証人になったりもしました。また、勝手にサラ金に増額の確認を取ったり、薄々変だとは感じていたもののどうする事もできませんでした
平成7年、そのM氏の突然の死。
その後、一年過ぎた頃にM氏との関係が家族の知れるところとなった。
親に責められました。【その直前に調べれば判る書類を「災いの元になるから焼きましょう」と教会長に言われ同意の上で焼いてしまった事などは特に責められた】
教会に上納、と用立てした金もM氏自身が利用していた事も判り、直接関係なくても○○教が信じられなくなりました。
銀行からの借入でも300万近くを返済、実際まだ多額の残債務がありました。M氏との女性関係も一部知れることとなった、以来この○○教を恨み、誘いがあっても断り、銀行への返済以外、親に言えない金額の返済の日々が続きました。
遊興費に借りたのでもなく、なぜ、こんな目に、と精神的にも疲れ、逆恨みとわかっていても発作的にM氏の妻を殺そうと二度、ナタ・ナイフをもって飛び出したことも・・。
隣人などに止められなかったら今頃人生が狂っていただろうと思う。
さて、平成11年2月L社貸出ストップ。この時点で私には12社850万の債務がありました。早急に借入店を減らさなければ、ともちろん家族にも内緒の借入ですから利率40%代の返済を優先しながら、12年6月の利息制限法の改正に伴う利率下げの変更には助かりました。
同年8月、父が他界し13年6月I社ストップ、同年12月K社,D社ストップ、返済優先で月2万弱での生活を続け、債務金額も減りましたが毎日やり繰りに苦労。多重債務者の相談窓口があることも知っていましたし、もちろん業者仲間の民商でも相談できることも。ですが内緒の借入分では相談なんてできません。
しかし益々苦しくなる事態に陥りました、保険の勧誘です。断っても断っても見積もりを変更して訪ねてこられ、親の意見もあり、やもえず契約。当然払える状態ではありません。(偶然にも民商の多重債務相談でこのセールスと出会すことになるのですが・・・)
月8千円程度での生活が始まり、連日数十通のヤミ金からの融資ハガキには参ってしまった、母からは不審がられながら、ついに14年10月、親類からも借りたことが親に知れてしまったのです。
激怒した母に問いつめられ、親に連れられ民商へ相談に、正直、親にも知れたことで重荷が下りた感じでした、この時点で債務7社354万円と減っていましたが、民商で相談、特定調停の申立、この時から毎週水曜日に民商に通い始めたのです。
いろいろな悩みの人がいるんだななんて思いながらも相談窓口へたどり着ける人などは氷山の一角、悩む人がどれほどいるのだろうと思うと正直胸が痛みます、
私自身、普通なら他人には隠したいことですが自身への戒めと悩む人が私の事を聞き助けのきっかけができたのも事実です。
11月29日調停期日決定、申立から一ヶ月余り期間があり、民商に通いながら勉強、関係する法律とか様々な事柄を自分なりに学習し取引明細を全て保存してあるので明細書を作成、これから金利18%に引き直し残高の確認もしました。
提供されたサラ金調停必勝法なる冊子も大変参考になり、記載してある記述を実践してみようと思い、私は各社に利息制限法による計算の請求をしましたがこのことが問題となりました。
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